ムジカティーというと…
ムジカティーというと…、あなたはどう答えますか?
お店に行ったことのある人なら、たくさんの種類を扱っている紅茶屋さんのイメージなんでしょうか。
先日、神戸ムジカに久々にいったら、知らないパッケージのこのダージリンを見かけたので、購入。
ダージリンのイメージは大きな葉っぱのオレンジペコー。
これはそれより細かいBOP(ブロークンオレンジペコー)。
なんとなく、このお茶を飲みたいのは、ちょっと休憩の気分かな。
別の人が、ムジカティーというと…と質問されたら、
堂島ブレックファースト!と答える人も多いんじゃないかと。
日常茶。価格が比較的安価でゴクゴク日常的に飲めるミルクティー向きの紅茶。
ムジカというと、象さんのティーコジーと思う人もいるんじゃないかと。
このティーコジーは堂島ムジカの喫茶で使われていたお下がり。
象さんのお尻の裏側あたり、ポット大の持ち手のところに穴があいてます。
長年使われた証拠ですね。
この紅茶、僕は濃ゆ目にいれるのが好きです。
さてさてまた別の人が、ムジカティーというと…と質問されたら、
詳しい人なら、こう答えるのかも。
会社の名前、昔はヌワラエリヤといってたんですよね。
堂島ムジカのショップ側で、何かの折りにティーキャディーを開けてもらって香りや茶葉の形状を見せてもらったときに、ふたを開けるのに使われた柄の長いティーメジャーを何気なく見てたんです。
あれ?
ティーメジャーの柄の裏側に「NUWARA ELIYA」って書いてるって。
今のティーメジャーは MUSICA TEA ですから。
喫茶のメニューだったか、本だったかに書いてあったと思うのですが、ムジカティーで最初に商品化した紅茶がNUWARA ELIYAだったんですよね。
いつまでがNUWARA ELIYAでいつからムジカティーになったかは知らないんですけれど、ヌワラエリヤ飲むときには、この話を思い出しちゃいます。
はたまた、ムジカティーというと…と質問されたら、
古くからそれも、数十年前から知っている人なら、こういう答えがあってもおかしくないかも。
2017年で、65年。
1952年に開店したんですよ。
記念紅茶、セレブレーションブレンドの缶に書いてある通り。
ライオンが刀を持ったロゴは、スリランカ産の紅茶であるセイロンティーを表します。
セイロンティーは150年になるんですね。
御祝いだから嬉しい面もありますし、特別版の缶を持ってると嬉しくなります。
ムジカティーの記念とセイロンティーの記念とお客さんの記念になるセレブレーションブレンド、とってもお得な感じがします。
さぁて、4種を一枚の写真にまとめると、
茶色のグラデーションとは言えるけれど、味と香りはそれぞれ違うんです。
ほんと、紅茶だけ扱っているのに、バリエーション豊富ですね。