和茶でパーティー!(2018.6.22)
タイトルに日本茶といれると、日本で作られているお茶のイメージが湧きにくいかもと思って、あえて"和茶"と銘打った
「日本で作られるお茶は、緑茶だけじゃないですよ~!」
というのをご紹介するイベントを開催しました。
お出しした日本で作られたお茶は、次の通り。
- 茎茶の手煎りのほうじ茶、水出し
- ほうじ番茶
- 碾茶の荒茶、品種あさひ
- 烏龍茶、夏、みなみさやか
- 有機煎茶
- 杵築紅茶、べにさやか
お茶の葉っぱの部分のお茶もあれば、茎の部分も、緑茶もあれば、烏龍茶、紅茶も。
番茶もあれば、お抹茶で挽かれる前の碾茶も。
日本茶のイメージというと、たぶんスタンダードなのは、煎茶かなぁとか。
一つひとつをさらっと紹介すると。
炒りたてほうじ茶は、まんべんなく茎茶を炒って、水出しにしました。梅雨の時期とはいえ、とっても暑い日だったので、ちょっと涼むタイプのお茶をウエルカムティーにしたくて。好評でした。(炒ってる写真はtwitterに投稿しました。noteにも掲載)
いつもは、どんなお茶飲みますか?とお客さんに質問したところ、番茶という答えが返ってきたので、ほうじ番茶を。
番茶というのは、
- 地域での独特な製法でされるものを指す場合
- 硬くて大きな葉っぱを使って製茶したものを指す場合
- 茶産地だと、ほうじ茶のことを番茶と言ってる場合もある
というのをざくっと説明して。
今回のほうじ番茶は、硬くて大きな葉っぱをほうじ茶にしたもの。軽く香ばしく、ほっこり柔らかいお味。
お次は、お番茶の葉っぱの形状と同じようでかなり違う、葉っぱのそのままの形状をした緑茶もあるよっ!ということで、碾茶の荒茶。
碾茶を急須に入れて、小さな白い湯飲みで飲んでいただいたところ、色(水色、すいしょく)は薄いのに、しっかりしてる。二煎目をお湯の量を少なく、抽出時間を長くして、濃く出したところ、少し苦みを感じて、青みも感じるとのこと。
店主も飲んでみたところ、旨みがあり、青さもあるけれども、香ばしさはないなぁと。
ちょっとほっこり、リラックス系が続いたので、変化が欲しく、烏龍茶へ。
みなみさやか、静岡の香駿、熊本の香駿の三種から選んでもらったところ、みなみさやかに。
ジャスミン茶のような香り。女子受けしそう。言われなければ、烏龍茶ということもわからない、というコメントも。
さて、日本茶といえば煎茶でしょう。ということで、有機煎茶を。
パッケージがかわいい。京都だからか、英語表記になってる。
淹れ方、日本語だとわからないんじゃない?、よくみたら、イラストになってて、ところどころ英語の説明ありますよ。
さて、ラストは、紅茶。
ざっと、種ノ箱にある日本の紅茶を出しながら、説明したところ、前日購入のムジカティーの杵築紅茶のべにさやかを選ばれて。香りは華やか、でもちょっと味が薄く入ってしまいました。
と、ざっくり、こんな感じで。
終わってみて、大事だなぁと思ったことは「おいしい!が一番」という点。
色々お出ししても、美味しくなかったら、残念に思われるのはよくないなぁー、と。
それと、お茶を出す(淹れて飲んでいただく)立場としては、違いを感じてもらえる順番も大切かな、と。
そんなことを感じましたけれども、難しいことを抜きにしてとりあえず、複数のお茶を楽しんでいただく○○パーティーの場合は、いつも通りのちゃぶ台トークで、お茶話だけでなく話が脱線して盛り上がりました。
○○パーティー企画、今度はどういう内容でやるか検討中です。
よかったら、ご参加、お気軽によろしくお願いします!!
↓碾茶をかみ砕いて書いた記事です。