色合わせ、取り合わせ
お茶の色は、緑をイメージすることが多いです。
日本茶というと、緑茶のイメージがあります。
と言っても、緑の濃さ、薄さ、輝き方にはバリエーションがあるなぁと思ったんです。
大阪に近い茶産地だと京都の宇治茶や奈良の大和茶があって、どちらも浅蒸しが主流なので、透き通った感じの色合い。
静岡や九州の緑茶だと、深蒸しといってお茶っ葉を摘んだ後の蒸す時間が長めで、緑色が濃い感じのお茶もあったり。
と、書いたのは、このお菓子をみて、思いついたから。
鍵善良房さんの夏めく 菊壽糖。
6月に参加した京都和菓子の会、和菓子縁日の特別バージョンです。
緑の濃さが薄いのから、濃くなっていくグラデーション。
そういえば、緑茶も濃い色もあれば薄い色もあるなぁと思って。
それは、蒸し時間がちがうとよりハッキリしやすいなぁと。
煎茶と、
大阪市地下鉄四天王寺夕陽丘駅近くの河藤さんの割氷 紫陽花から白と緑、
鍵善良房さんの夏めく 菊壽糖を集めてみました。
緑といっても、幅がありますよね。